1988-05-17 第112回国会 参議院 文教委員会 第10号
○久保亘君 私が今東京大学の学院構想の問題と外国人研究者の受け入れの問題について申し上げましたのは、いずれもその根底にあるものは、日本の学術研究の予算あるいは大学院大学に対する予算というものが非常に少ない、そのために教育環境、研究環境というものが研究者の期待をするような状況になっておらない、こういうことが問題であって、だから大学側が求めている研究、教育のための大学院の飛躍的な充実ということのためにはまず
○久保亘君 私が今東京大学の学院構想の問題と外国人研究者の受け入れの問題について申し上げましたのは、いずれもその根底にあるものは、日本の学術研究の予算あるいは大学院大学に対する予算というものが非常に少ない、そのために教育環境、研究環境というものが研究者の期待をするような状況になっておらない、こういうことが問題であって、だから大学側が求めている研究、教育のための大学院の飛躍的な充実ということのためにはまず
それで、大学側自体が検討していると言われている問題で、東京大学が大学院重点の学院構想を検討しているということが言われております。文部省はこの東京大学が検討している大学院重点の学院構想というのをどういうふうに受けとめておられますか。
○久保亘君 論評を差し控えたいということでありましたけれども、東京大学の評議会がその中間答申を了承したということになりますと、文部省としても当然この大学院に重点を置いた学院構想というものの内容については十分承知をされていることだと思うので、この学院構想というものはどういう考え方を持ち、何をねらいとしているのかということについて文部省がその理解されていることを説明してもらいたいと思う。
そこで、第一の問題は東京大学の学院構想の問題であります。東大当局はこの問題について当初昭和六十三年度予算案における調査費の計上を要求してきたところでありますが、文部省としてはそれを計上するに至らなかった、受け入れなかったというその理由は何でしょうか。
○佐藤昭夫君 そこで、私の意見でありますけれども、この学院構想はなかなかわかりにくい答申の文章ですけれども、多々問題をはらんでいます。
○佐藤昭夫君 今要点の説明のありましたこの第二次学院構想、これはどうなんですか。事前に文部省として相当の指導をして事実上オーケーを与えてきたものなのかどうか。むしろこれからそれを東大側からの報告を受けて検討を開始するということになるのか。どうなんでしょうか。